31
10月

一期一会とは

早いもので、今年もあと2カ月余りとなった。これから年末にかけては、普段会えない人と忘年会をする機会が増えてくる。 久しぶりに会う知人とどのような気持ちで会うだろうか。

少し前から一期一会という言葉が気になっている。これは、主に自分の生い立ちに関係していると思う。 幼稚園から大学まで同じ学区の学校に行ったことがなく、卒業してから会わなくなる友人がほとんどだった。それに9年の海外生活が拍車をかけている。また、父は年の半分以上を海外出張しており、日本にいる時も仕事で家にいることが少なかった。 成人病を抱えながら激務をこなし、比較的安全でない国に出張に行っていた。出張の度にこれが最後かもしれないと子供ながらに思ったものだ。

ネットには、一期一会とは、千利休が茶道の真髄として教えた心得とある。『今、一緒にいるこの時間は、二度と巡って来ない一度きりのもの。それゆえ、この一瞬を大切に思い、今出来る最高のおもてなしをする』と言う意味。始めて会う人でも、普段会っている人でも、これで最後かもしれないという覚悟で接する考え方である。親しい人を急に亡くした場合、最後に会った時、もう少しやさしくしていれば良かったと思うのは、世界共通の気持ちではないだろうか。6年前、前述の父が他界した。最後に会話を交わした時、もう5分長く話をすれば良かったと今でも思うことがある。また会えるという希望を持つのは大切だが、次にまた会える保証はいつもあるわけではない。これからもいろいろな人と会うと思うが、この気持ちを大切にして接していきたい。

15
10月

エボラ熱流行によるリスク

エボラ熱の感染者数が1万人を超えるというニュースが流れてきた。
これまでは、患者数が少なく製薬会社が薬を開発する経済性が見えず、開発をしてこなかったという記事を以前読んだことがある。 しかし、最近は製薬会社の株価が上がってきているので、開発が急ピッチで進められているはずだ。
また、AIDS以来の深刻な伝染病と言われるエボラのリスクが株価や為替にも影響してくるようになった。経済界も致死率の高い伝染病の影響を注目しているからだろう。

海外出張の機会の多い身としては、非常に頭の痛い問題である。
各航空会社も本格的に対応策を検討、又は具体的な予防措置を始めている。
以前、SARSがアジアに蔓延した時も出張帰りは隔離されたり、訪問を拒否されることがあった。
実際、中国帰りの当社会長を帰国後2日間はホテルに滞在してもらったこともあった。

今後、多数の命に関わる問題なので早く特効薬と予防法が解明され、終息することを切に願う。

 

Back to Top